喘息持ちで脱毛したいと思っている方もいると思います。
しかし、脱毛サロンやクリニックでは、喘息だと施術を断られます。
喘息持ちだと脱毛ができない理由について見ていきましょう。
喘息の人は脱毛をしてはいけないと言われる理由
喘息の方が脱毛の施術を受けられない理由は、ステロイドを吸入しているためです。
脱毛サロンやクリニックでは、薬の服用をしている時に施術を受けることはできません。
ステロイドを服用している時に脱毛を行うと、三つの副作用があらわれる可能性があります。
一つ目は、感染症になる可能性があることです。
ステロイドを服用している時は、症状は改善されますが免疫力は落ちてしまいます。
そんな状態で脱毛を受けると、余計な刺激を与えてしまい肌トラブルを引き起こしたり、雑菌が入り込んで炎症を起こしたり、感染症になったりすることがあります。
脱毛サロンではトラブルを引き起こさないために、喘息の方の施術を断っています。
喘息持ちであってもステロイドを吸入していなかったり、ステロイドを使ってから1か月以上経過している場合は、脱毛を受けることができます。
脱毛サロンによって基準がことなるため、どのくらいの期間を空けたら良いのかをサロンに確認しておくことをおすすめします。
二つ目は、色素沈着しやすいことです。
ステロイドは光を吸収しやすいため、施術の光に過剰に反応します。
その影響によって施術で火傷してしまったり、色素沈着をしてしまったりする可能性が高くなります。
脱毛を受けて肌が黒ずんでしまうのは残念であるため、ステロイドを使っている時に脱毛を受けることは控えましょう。
ステロイドを使っていても脱毛が受けられるサロンもありますが、このような副作用が現れることを覚悟して受ける必要があります。
副作用が心配な方は、無理に脱毛を受けないことをおすすめします。
三つ目は、脱毛効果が現れにくいことです。
ステロイドを使っていると、毛が濃くなる多毛症という症状が副作用として現れることがあります。
喘息でステロイドを吸入している場合は、全身のムダ毛が濃くなることもあるため、脱毛の施術を受けても脱毛効果を感じにくくなります。
ステロイドは円形脱毛症の治療に使われるものでもあるため、脱毛中に使用するのはおすすめできません。
喘息でステロイドも使っているけれど、どうしても脱毛したい方はカウンセリング時に相談してみることをおすすめします。
ただし、ここで紹介したような副作用があらわれることを把握しておく必要があります。
喘息の人が脱毛をする際の注意点
喘息の方が脱毛を受ける時には、ステロイドを使う時期と施術を受ける時期に注意する必要があります。
ステロイドを服用している時に脱毛を受けると、色素沈着や感染症などのトラブルを引き起こす可能性があります。
また、ステロイドには毛を濃くする効果もあるため、施術を受けても脱毛効果が感じられないこともあります。
喘息でステロイドを使っている場合、これらのトラブルを引き起こさないためにステロイドの服用を一旦止めることをおすすめします。
脱毛1か月前からステロイドの服用を止めることで、比較的安全に施術を受けられるため、脱毛サロンでは推奨されています。
脱毛サロンによっては2週間、ステロイドの服用を中止することで施術が可能になるところもあります。
脱毛の施術を受ける時は、薬の中止期間を守って予約を入れましょう。
服用の中止期間はサロンによって違いがあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
中には、ステロイドの服用止めてしまうと喘息の症状がひどく出てしまうかたもいます。
そのような場合は、薬を服用していても施術を受けることができる脱毛サロンやクリニックを選びましょう。
脱毛サロンの場合は、薬の服用中に施術を受ける時に医師の診断書が必要になることがありますが、きちんとした手続きを行えば施術が受けられます。
クリニックは薬を服用していても施術を断られることが少ないです。
クリニックは医師が施術をするため、寛容な対応ができます。
ただし、ステロイド服用中に施術をすることで起こりやすい副作用について納得した上での施術になります。
薬の服用で施術が受けられるかどうかの対応は、サロンやクリニックによって異なります。
喘息で薬を服用しているけれど脱毛をはじめたいという方は、無料カウンセリングで相談することをおすすめします。
また、施術を受けて副作用があらわれた場合は、すぐに施術を受けたサロンに相談したり、病院を受診したりしましょう。
そのままにしておくと症状が悪化してしまうこともあるため、自己判断せずに適切な処置を行いましょう。
まとめ
喘息持ちの人の脱毛について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- 喘息持ちの人の脱毛ができないのは、薬のせい
- クリニックであれば脱毛を受けることができることもある
- 脱毛の施術にともなうリスクは承知の上で受けることが必要
喘息持ちの人は脱毛ができないのかについて見てきました。
薬を服用していることでリスクが高くなるため、サロンでは断られてしまいます。
クリニックであれば施術を受けられる場合もありますが、何かあった場合はすぐ病院に行きましょう。
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