脱毛している時に、埋没毛があると気になってしまいますね。

埋没毛は普通のムダ毛よりも目立つ場合もあります。

埋没毛ができてしまう原因と、解決方法について見ていきましょう。


埋もれ毛(埋没毛)ができる原因

埋もれ毛は、何らかの原因で毛が皮膚の下に埋もれてしまっている状態のことです。

主に、間違ったムダ毛の自己処理で埋もれ毛が発生する可能性が高いです。

皮膚の下に毛が埋もれていますが隠れているのではなく目で見える状態のため、ムダ毛がある状態と同じように目立ちます。

皮膚から出ているムダ毛であれば、カミソリなどで自己処理できますが、皮膚の下に埋もれてしまっているので処理ができません。

埋もれ毛には、皮膚の下で単純に毛が生えているものやとぐろを巻いているもの、毛穴が傷ついてかさぶたになっているものなど様々です。

埋もれ毛の原因

埋もれ毛の主な原因は、次のような自己処理法によるものが多いです。

カミソリ

毛抜き

脱毛ワックス

脱毛テープ

安い家庭用脱毛器

ムダ毛の自己処理は、費用もかからずに手軽だというメリットがありますが、何度も繰り返しているうちに埋もれ毛などのトラブルを起こす可能性が高いです。

カミソリで何度も自己処理を続けていると、肌の表面にある角質層に継続して刺激が加わり角化現象により皮膚が分厚くなるため、埋もれ毛が発生しやすくなります。

また、角質層を傷つけて毛穴をふさいでしまう恐れがあり、ムダ毛が皮膚の下に埋もれやすくなることも多いです。

無理に毛抜きでムダ毛を引っ張った結果、皮膚の中でムダ毛が切れてしまったり、毛穴に炎症が起こり、かさぶたができてしまったりなど、さまざまな原因が考えられます。

埋もれ毛の悪化で起こる肌トラブル

埋もれ毛が悪化すると、さらに毛嚢炎や色素沈着のような肌トラブルが起こる可能性が高いです。

毛嚢炎は、毛穴の炎症により膿が溜まって発生する小さなニキビのようなものです。

一方、色素沈着は毛穴の炎症が原因でメラニン色素が集中して発生するシミのようなものです。

どちらも埋もれ毛を解消しようとして、毛穴をほじくったりなどの間違った対処法で起こる可能性が高いため、さらなる悪化を防ぐために、埋もれ毛は正しく処理する必要があります。

仮に、毛嚢炎や色素沈着が発生して症状が治らない場合は、さらなる悪化を防ぐためにも早目に皮膚科の受診をおすすめします。


埋もれ毛(埋没毛)をきれいに解決する方法

埋もれ毛は、皮膚の下に毛が埋もれている状態のため、毛穴をふさいでいる古い角質を取り除く必要があります。

古い角質はスクラブを使えば、少しずつ取り除いていけます。

スクラブとは、塩や種子、樹脂などを使った細かい粒で、ボディスクラブやスクラブ洗顔料としてドラッグストアなどでも販売されています。

埋もれ毛の部分にボディスクラブなどをつけてから、優しくマッサージすると少しずつ古い角質が排出されやすくなり、埋もれ毛が皮膚から出て取り除きやすくなります。

スクラブの粒子は、粗いものから細かいものまで様々です。

肌がデリケートな人には、こんにゃくを使った優しいスクラブの使用をおすすめします。

スクラブで埋もれ毛対策をする時は、下記のことに注意しましょう。

こすりすぎない

入浴か蒸しタオルで肌を柔らかくしてから行う

頻度は週2回程度にする

スクラブをした後は十分に保湿する

埋もれ毛をピーリングで解決

肌のターンオーバーを促進するために古い角質を取り除くピーリングも埋もれ毛解消におすすめです。

ピーリング剤には、AHAなどのフルーツ酸が使われており、古い角質を優しく取り除きたい時に役立ちます。

自宅でも使えるピーリング剤は、ドラッグストアなどにジェルや洗顔料として販売されています。

スクラブと同様、埋もれ毛の部分にピーリング剤を塗ってから、優しくマッサージするだけで古い角質が排出されやすくなります。

皮膚の表面にある古い角質を取り除けば、皮膚の下に埋まっている毛が皮膚の上に出てくるため取り除きやすくなります。

ピーリング使用の時の注意点は、以下の通りです。

ピーリング剤で赤みなどが出た場合は、すぐに使用をやめる

頻度は週2回程度にする

ピーリングをした後は十分に保湿する

紫外線対策を徹底する

埋もれ毛をサロンやクリニック脱毛で解決

セルフケアでは解決できない埋もれ毛は、サロンやクリニックの脱毛での解決がおすすめです。

エステの光脱毛やクリニックのレーザー脱毛は、皮膚の下に埋もれている毛のメラニンに反応して毛根にダメージを与えるため、毛根からの脱毛で埋もれ毛を解決できます。

スクラブやピーリングによるセルフケアで埋もれ毛が解決できない場合は、エステやクリニックに一度相談してみることです。


まとめ

埋もれ毛の原因と対処法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 埋没毛の原因は、間違ったムダ毛処理によるものが多い
  • スクラブやピーリングで埋没毛をケアしていくことができる
  • 自力で解決できない場合は、サロンやクリニックに相談

埋没毛ができる原因とその解決方法について見てきました。

普段のケアに気を付けることで埋没毛を作らないようにするのも大事です。

ひどい場合などは、サロンやクリニックに相談しましょう。

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