脱毛施術を受ける時に重要なのが、毛周期です。

普段はあまり意識することのない言葉ですが、知っておくと役立ちます。

毛周期の意味と活用法について見ていきましょう。


脱毛する際に知っておきたい「毛周期」の意味

毛周期とは、休止期、成長期、退行期の3ステップで毛が生え変わる周期のことです。

サロンやクリニックでは毛周期のうちの成長期の毛しか脱毛できないため、施術頻度や期間を把握するためにも毛周期について知っておく必要があります。

毛周期の成長期、退行期、休止期のそれぞれの段階の特徴は、下記の通りです。

成長期

毛が成長している段階で、肌の表面からムダ毛が伸びている状態です。

サロンなどの脱毛機の光は、黒いメラニン色素に反応して、毛の根元にある毛乳頭を刺激して脱毛します。

退行期

成長期の毛は毛母細胞の分裂が盛んですが、退行期になると分裂が緩やかになります。

毛と毛乳頭のつながりが弱くなることで、毛が抜けやすくなります。

休止期

退行期よりも毛と毛乳頭のつながりが弱くなり、自然に毛が抜け落ちる段階です。

次の毛が成長期に向けて生えるまでの準備期間でもあり、生え変わった後は成長期から退行期、休止期へと同じようにサイクルしていきます。

部位ごとの毛周期の違い

足や腕、背中、脇などの部位ごとに毛周期の長さが違います。

サロンやクリニックで脱毛の際も、部位ごとの毛周期の長さの違いが施術頻度に関わってきますので、把握しておく必要があります。

部位ごとの毛周期の長さの目安は下記の通りです。

顔  6か月~1年6か月

脇  3か月~5か月

腕  3か月~4か月

ヒザ下  4か月~5か月

VIOライン  1年~2年

成長期の毛の割合

頭髪以外の体毛の成長期は全体の2割程度のため、サロンやクリニックの1回の脱毛施術で処理できる割合は2割程度になります。

成長期の毛のみ脱毛施術が可能なため、単純に施術頻度を計算すると、20%×5回で100%の脱毛ができることになります。

サロンやクリニックなどで推奨されている2か月に1回の施術頻度は、この計算が基準になっている可能性が高いです。

しかし、部位ごとの毛周期の長さが違うため、単純な計算だけでは正確な施術頻度は断定できません。

使用する脱毛機のパワーや性質によっても施術頻度が違ってくるため、カウンセリングや施術の際に確かめておく必要があります。


毛周期を意識した脱毛クリニックに通うタイミング、期間

脱毛クリニックに通う頻度は、2~3か月に一度が一般的です。

毛の濃さや部位によって頻度が違ってきますが、短期間で集中して何度も施術は受けられません。

それは、毛の毛周期に合わせてレーザー施術しなければ脱毛効果が得られないからです。

毛周期は、部位や体質によって違うため、平均的には2~3か月に一度の施術が可能ですが、頻度が縮まったり伸びたりなどの変動もあります。

毛周期について

毛周期とは、毛が生え変わり抜け落ちるまでのサイクルのことです。

「成長期」「退行期」「休止期」の三つに分けられており、毛周期の1サイクルの長さは体の部位や毛の成長速度によって違います。

成長期は、毛が生まれてから皮膚の下で育ち、成長して皮膚から出てくる段階です。

退行期は、毛が成長しなくなり抜け落ちるための準備をはじめている段階で、毛質が弱くなってきます。

休止期は、毛が自然に抜け落ちる段階で、次の成長期に向けての準備をはじめます。

脱毛クリニックのレーザー脱毛では、皮膚から出ている成長期の毛しか脱毛ができないため、脱毛頻度のペースは2~3か月に一度が目安です。

部位ごとの毛周期の長さと施術回数

腕や背中、脚、VIOラインなどの部位ごとに毛の質や毛周期の長さが違うため、トータルでの施術回数にも差があります。

主な部位の毛周期の長さは下記の通りです。

成長期が1~2か月、休止期が1~2か月

成長期が2~5か月、休止期が2~5か月程度

成長期が3~5か月、休止期が3~5か月程度。

ひざ上

成長期が3~4か月、休止期が3~4か月程度。

ひざ下

成長期が4?5か月、休止期が4?5か月程度

VIOライン

成長期が5か月~2年、休止期が1年程度

脱毛効果が得られる部位ごとの回数は下記の通りです。

顔 6~7回程度

脇 5~7回程度

腕 4~6回程度

ひざ 4~6回程度

Vライン 5~7回程度

I・Oライン 6~10回程度

脱毛クリニックの施術はいつからはじめるべきか?

脱毛したい部位によって違いますが、脱毛クリニックには1年前には通いはじめることをおすすめします。

例えば、翌年の夏ごろに向けて脱毛をはじめたいのであれば、前年の秋には脱毛をはじめる必要があります。

しかし、VIOラインは毛が太い上に毛周期にばらつきがありサイクルも長いため、2年ほどかかることもあります。

脱毛部位の毛周期をある程度把握した上で、ベストなタイミングに脱毛をはじめましょう。

脱毛部位の毛周期については、初回のカウンセリングでも質問可能です。


全身脱毛を最短で終える期間と方法

医療レーザー脱毛でも1年以上かかっていた全身脱毛が、SHR脱毛という最短の方法で行うと半年で終了できます。

SHR方式の脱毛器は、毛周期に関係なく広範囲の脱毛が可能なため、約10秒間で1,000本程度のムダ毛処理が可能です。

SHR方式の脱毛器により、これまでは3時間かかっていた施術が、3分の1の20分で処理が可能になりました。

これまでの医療レーザー脱毛施術の回数と比較しても、SHR脱毛は6回の施術で1年かかるところが半年、12回で2年はかかっていた施術が1年程度で終了します。

SHR脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛やサロンの光脱毛は、ムダ毛の毛根のメラニン色素にダメージを与える脱毛方法です。

一方、SHR方式の脱毛は専用のジェルを塗ってから広範囲に光を連続して当てることで、ムダ毛の毛包に熱を加えて抑毛する脱毛方法です。

これまでの光脱毛にはゴムを弾いたような痛みがありましたが、SHR方式の脱毛は光の暖かさを感じる程度で痛みはほとんど感じません。

SHR方式の脱毛は、毛根ではなく毛根を包んでいる毛包にエネルギーを加えるだけの脱毛のため、毛周期に関係なく脱毛でき、施術がスピーディーです。

SHR脱毛のメリット

SHR脱毛には、施術がスピーディーな他にも多くのメリットがあります。

SHR脱毛のメリットは、下記の通りです。

毛周期に関係なく集中的に脱毛できる

一回あたりの施術時間が短いためスケジュール管理しやすい

ほとんど痛みがない

日焼けしていても脱毛できる

顔や背中の産毛も脱毛できる

金髪や白髪でも脱毛できる

火傷や炎症のリスクが極めて低い

VIO脱毛の痛みを軽減できる

肌が乾燥しにくい

これまでのレーザー脱毛や光脱毛は、メラニンのような黒い色素だけに反応して脱毛していたため、日焼けした肌や白髪、金髪、産毛の脱毛が不可能でした。

しかし、SHR脱毛は色素に関係なく行う脱毛方法のため、日焼けした肌でも色素の薄い毛でも脱毛できます。


まとめ

毛周期について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 毛周期とは、3ステップで毛が生え替わる周期のこと
  • 部位によって毛周期が異なるため、脱毛に要する期間も異なる
  • SHR脱毛を利用すると、脱毛完了が早くなる

毛周期のメカニズムについて見てきました。

周期は体の部位によっても違うため、脱毛完了までの時間も違ってきます。

SHR脱毛を利用することで、これまでにない短い期間での脱毛ができるようになりました。

当サイトおすすめ脱毛サロン

キレイモ

キレイモは人気の全身脱毛が顔から足先まですべて含まれていて、月額制を利用することで最も安く脱毛できます。

1店舗当たりのベッド数が多く、予約が取りやすい点も魅力で、予約が取りやすいサロン第1位の評価も得ています。

美肌ケアにはスリムアップ効果のあるローションを使用していて、芸能人も多く通っています。

無料のカウンセリングで、ハンド脱毛体験を無料で受けることができます。

キレイモの無料カウンセリングはこちら



銀座カラー

銀座カラーは全身脱毛し放題で、満足するまでとことん脱毛できる点が人気のサロンです。

全身脱毛の施術が1回60分で完了するので、忙しく時間がない人におすすめです。

脱毛サロンの老舗なので、スタッフ対応も評判が高いです。

全身脱毛に顔は含まれず、別プランとなるため、顔脱毛をどうしてもしたい人は注意してください。

銀座カラーの無料カウンセリングはこちら



シースリー

シースリーは全身脱毛専門のサロンで、全身脱毛は最短45分で施術スピードの早さが特徴です。

全身脱毛を月額5,800円から受けることができ、支払いは分割払いが可能なので初期費用を安く抑えることができます。

施術はすべて完全個室となっているのも魅力で、リラックスしながら施術を受けることができます。

シースリーの無料カウンセリングはこちら