脱毛施術により、毛嚢炎が発生する可能性があります。

無理して脱毛をしたり、保湿ケアを怠った時に起きることがあります。

毛嚢炎の症状と発症しない対策について見ていきましょう。


脱毛による発症する可能性がある「毛嚢炎(もうしょうえん)」の症状と対策

毛嚢炎(もうしょうえん)は毛を包んでいる毛包が炎症を起こしている状態です。

無理やりムダ毛を脱毛したり、脱毛施術後に保湿ケアを怠ったことによって起きることがあります。

炎症を起こした部分の上に白い膿ができるため、一見白いニキビのようにも見えますが、ニキビの場合には炎症を起こしている部分が見えません。

毛抜きで無理やりムダ毛を引き抜くと埋没毛ができてしまいます。

この埋没毛ができる原因は毛穴が大きなダメージを受けたからです。

傷つけた毛穴に埋没毛ができた場合、その後毛嚢炎になりやすいです。

ムダ毛がある場所で、脱毛時に肌に大きなダメージを与えた場合、どこでもできる可能性はあるのですが、毛が太く菌が多くいる部位に発症しやすい傾向があります。

脇やVIOのムダ毛を無理やり脱毛すると毛嚢炎ができやすいです。

軽度であればそのまま放置して何もしなくても1週間もあれば完治します。

自然に膿が出て炎症も治まりますが、膿をつぶしてしまうとさらに炎症が広がり治りが悪くなってしまいます。

早く治したいのであれば絶対に触らないことを心がけてください。

万が一触ってしまったり、衣類がこすれたことによって膿がつぶれてしまった場合には、菌が入らないように水で洗って清潔な状態を保つように心がけてください。

菌が入らなければ炎症を起こしてさらに悪化することもありません。

毛嚢炎ができている時には体を洗う際にも注意が必要です。

タオルでゴシゴシと患部をこすってしまうと膿がつぶれてしまいます。

ボディソープや石けんをしっかり泡立ててなでるように患部を洗いましょう。

1週間ほど様子を見て完治すれば問題はないですが、安静にしているにもかかわらず1週間たっても完治しない場合には医療機関での受診をおすすめします。

毛嚢炎が繰り返し再発したり、さらに悪化して炎症が広がってしまうと傷跡が残ってしまう可能性もあります。

基本は毛嚢炎ができても触らないこと、何もしないことを心がけてください。


まとめ

毛嚢炎について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 毛嚢炎は、無理矢理脱毛した時などに起きやすい
  • 保湿を怠っても起きることがある
  • できてしまった場合は触らず、洗う時などもやさしく行う

毛嚢炎とその症状について見てきました。

太い毛を無理に脱毛した場合などに起きることがあります。

毛嚢炎になってしまった場合は、できるだけ刺激せずそっと扱いましょう。

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