脱毛施術にあたっては、パッチテストが必要になります。
受けないままで契約することもできますが、受けた方がいいテストです。
パッチテストの必要性について見ていきましょう。
脱毛のパッチテスト（テスト照射）の必要性
脱毛前にパッチテストを行うのは、施術の安全性を確認するために必要なことです。
パッチテストを受けないままコース契約をするかたも多いですが、肌トラブルを引き起こさないことや施術の痛みを知ることは大切であるため、パッチテストを受けてから契約することをおすすめします。
パッチテストはテスト脱毛とも呼ばれており、施術で使用する薬剤や施術自体にアレルギー反応が出るかどうかを調べるものです。
アレルギー反応が出なければ、安全に施術を受けられると分かります。
施術前に安全性を調べるために試すことをパッチテストと呼びます。
パッチテストは脱毛だけでなく、市販のヘアカラー剤や除毛クリームを使う時にも行う必要があります。
最近の脱毛は肌に優しいと言われているため、パッチテストを受ける必要性を感じないかもしれません。
しかし、肌質や体質には個人差があるため、肌に優しい光脱毛であってもアレルギー反応が出る場合があります。
脱毛が肌に合っていないと肌に赤くほてったり、湿疹が出て肌がぶつぶつになってかゆみが出たりします。
パッチテストを受けることで、施術が自分に合っているかを確かめることができるため、本契約の施術も安心して受けることが可能です。
また、毛穴に針を刺して電気を流すことによって脱毛するニードル脱毛やレーザー脱毛は光脱毛よりも施術の痛みが強いと言われています。
ゴムを弾く程度の痛みと聞いていても、実際に施術を受けてみないとどの程度の痛みなのか知ることはできません。
契約前にパッチテストを受けて施術の痛みが強いと感じた場合は、本契約をやめることもできるため、パッチテストは契約前の大切なステップになります。
パッチテストを受けずに契約してから施術を受けて、脱毛マシンやジェルが肌に合わなかったり、肌トラブルを引き起こしてしまったりした場合は、解約したり治療を受ける必要が出てきたりしてしまいます。
後から面倒な思いをしないためにも、パッチテストを受けて安全性を確認しておくことをおすすめします。
基本的にどこのサロンやクリニックでも、パッチテストを行なっているためカウンセリング時にパッチテストを受けたいと相談することをおすすめします。
脱毛サロンによっては、部位ごとにパッチテストを行なってくれるところもあるため、全身脱毛をする場合でも安心です。
ただし、パッチテストを受ける日に生理になってしまうとパッチテストを行えないため、注意が必要です。
生理中はホルモンバランスが変化しているため、普段よりも肌が敏感になっています。
そのような時に脱毛を行うと痛みを強く感じたり、肌トラブルを引き起こしやすくなるため、生理になった時は日程変更をしましょう。
脱毛前のパッチテストで施術NGになるケースとどれくらいいる？
脱毛の施術を安全に受けるために、事前にパッチテストを行うことができます。
しかし、パッチテストを受けた結果によっては、施術が受けられない場合もあるため注意しましょう。
パッチテストの結果から施術を受けられないケースは三つあります。
一つ目のケースは、ワンショットだけで肌が赤くなる場合です。
光を1度照射しただけで肌が赤くなるのは、肌がとても敏感であることが原因です。
脱毛は何度も光を照射する必要があるため、ワンショットだけで赤みが出ると施術を進めることができません。
この場合は、契約をしても脱毛効果が得られるほどの施術ができないだけでなく、肌が荒れてしまうことにも繋がるため、脱毛を断られることがあります。
二つ目のケースは、照射後に何日経っても赤みが引かない場合です。
脱毛マシンと肌が合っていなかったり、肌が敏感だったりすると施術後になかなか赤みが引かないことがあります。
赤みが引かないと次の施術に影響を及ぼす可能性があります。
また、場合によっては赤みがひどくなったり、色素沈着をしてしまったりすることもあるため、注意が必要です。
三つ目のケースは、光アレルギーの場合です。
光アレルギーは、強い光に反応してアレルギー反応を引き起こします。
脱毛の施術で照射される光は強い光のため、アレルギー反応を引き起こしやすいです。
光アレルギーのかたが脱毛前にパッチテストを受けると、光を照射した部分が赤く腫れてしまいます。
光が当たることによって肌が過敏に反応してしまうと、施術を受けていくことは難しいため、脱毛を断られることがあります。
この他にも、脱毛に使われるジェルが肌に合わないこともあります。
パッチテストによって肌トラブルが出た場合、契約ができない可能性があります。
脱毛サロンやクリニックでは、施術で肌トラブルが起こる可能性が高いかたに施術を行うとリスクを背負うことになるため、契約を断るケースが多いです。
しかし、パッチテストの結果で施術が受けられなくなる基準は、脱毛サロンによって違います。
肌トラブルが起こったとしても絶対に契約できない訳ではありません。
パッチテスト後に肌に赤みがある場合は、本契約できるかを相談することをおすすめします。
このようなケースに当てはまるかたがどの程度いるのか、はっきりした数字は出ていません。
もしかすると自分も当てはまるのではないかと心配なかたは、事前にパッチテストを受けて、その結果を踏まえて脱毛の契約をしましょう。
まとめ
脱毛のパッチテストについて見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- 脱毛契約前のパッチテストは必要
- 肌トラブルが起きた場合、契約ができないこともある
- 軽度の肌トラブルの場合は、本契約するかどうか相談もできる
脱毛施術のパッチテストが必要かについて見てきました。
いざ施術を始めたら深刻な肌トラブルが起きたりということがないように、必要です。
もし肌トラブルが起きてしまった場合は、サロン側と相談してみましょう。
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